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あずまんがと馬について語ろう
[34]けつげジャングルさん:05/04/07 00:16 ID:Cl0XIlKo
この企画の首謀者、尾形調教師の言葉は恵那にとってはぞっとした。
しかし、騎手会一の権力の持ち主、岡部がこういった。
「おい、冗談じゃないぞ、俺のために最強馬を用意するのはともかく、俺に戦えだと!ふざけんじゃねえ。」
しかし、尾形の話は続く。
「フッ、岡部君はまだこのことが信じられないようだな。じゃあこれを見てもらおう。」
そこにあったビニールシートからは谷崎ゆかりと黒沢みなもの死体が転がっていた。
「ゆかりちゃん!」
「黒沢先生!」
滝野智と神楽の声が響く。
智と神楽が先生のほうに向かっているときに、兵士が2人のほうに銃を向けた
それに気づいた北村が2人を止める
「だめだよ、お二人さん。今行ったら、お二人さんも殺されちゃうよ。」
「でも。」
神楽が言う
「ちくしょー、ゆかりちゃん、にゃもちゃん、ちくしょー。」
智が泣き叫んだ。
しかし尾形が話を続ける。
「この2人は先生という立場だった。だが私たちのプログラム協力しなかった。その代償がこれだよ。」
しかし尾形の話がここで止まった。
「ん?どうやら私の話を聞いてくれない人がいるようだな。」
尾形が目線を移した。その目線の先にはちよ父が眠っていた。
ちよが必死になって起こそうとする。
「お父さん、起きてください、、お父さん。」
ようやくちよ父が起きた。
「そうだね、ちよ。あら、みなさん、おはよう、ここどはどこだ。」
状況を把握していないちよ父の声が部屋中に響き渡る。
尾形がリモコンをちよ父のほうに向ける。
そしてピピピピという音がする。
「うるさいな、誰か時計止めろよ。」
「お父さん、今それどころじゃないんだよ。」
しかし、ちよは異変に気づいた。ちよ父の頭からピピピピという音が聞こえてくる。しかもその音がだんだん大きくなっていく。
「まさか尾形さん、お父さんに何をしたのですか?」
「ちよ父さんやその他の人にも言えることだが、君たちが眠ってる間に脳の中に爆弾を仕掛けておいた。俺に反抗したやつは今のちよ父さんみたいになるからな。」
このカウントダウンに場内がざわつき始めた。
「お父さん、お父さん。」
ちよが泣き出した。
「ずっと、ずっと、一緒だよ。」
もちろんちよ父はちよがなぜ泣いているのかがわからない。
「ちよ、なぜ泣いているのだね?学校で、いやなことでもあったのか?」
そのとき、ちよ父の頭が破裂した。
ちよ父の血が、ちよの顔に付く。
「おめーら、静かにしねーか。」
尾形の忠告も、聞こえない。
あるものは発狂し、あるものは気を失い、あるものは嘔吐した。
そして、兵士たちの威嚇射撃が行われた。
一瞬にして場内が静まり返った。
ここで尾形が言う
「あともうひとつ、ルールを説明しよう。この世界はスターチップを必要とする。だがこいつが壊してしまった。」
なんとそこにいたのは柴田政人調教師の死体だった。
「マサトー。」
岡部が泣き崩れた。
しかし、ちよちゃんが
「大丈夫ですか、元気をだしてください。」
「そうや、ちよちゃんの言う通りや。」
大阪が言う
ここで尾形が
「こいつのおかげでフィールド上がどっかの島になり、その島の中に東京競馬場、森、デパートから住宅が家とつながってしまったのだ。」
さらに尾形が
「こんなことをしてもしょうがない、では、これよりバトルロワイヤルを開始する。では兵士よ、頼んだよ。」
なんといきなり兵士がみんなを連れ去る。すると尾形が、これからみんなはそれぞれのスターと地点に行ってもらう。まあせいぜいがんばることだな。」
みんな連れ去られた。
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