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新刊について語るスレ
[11]逝民 ★:04/07/13 12:33 ID:???
全く事前情報を入れず(というか知らんかったw)新刊購入。
タイトルは「ぼくらの」 鬼頭莫宏
まぁ、予想した内容通りのエヴァ臭が漂う作品なんですが、
なんで買ったのかと言うと、帯(って言ったっけか)の部分に
ジョージ秋山のコメントが載ってたから。
ジョージ秋山といえば、「ザ・ムーン」を描いた漫画家だ。
「ザ・ムーン」は、ラストは全滅して終わる、ある意味打ち切りの漫画。
でも、正義とは何なのかという問いかけを真剣に描いた漫画だと思う。
で、そのジョージ秋山氏のコメントが、なんで載ってるのかは謎のまま
購入して読んだ訳ですが、
主人公は14人の中学1年生の男女と小学4年生の少女。
学習交流自然学校という行事に、色んな学校から集まった少年少女達が、
ある日、洞窟内で妙な事をしている人物「ココペリ」という男に遭う。
彼は、子供達に「ゲームをやらなか」と誘う。
そのゲームの内容は、巨大なロボットに乗って、
15体の敵ロボットと戦うというものだった。(エヴァ臭いでしょw)
ゲームと聞いて、子供達は参加を決める訳だが、
「まず、ぼくが戦う、それから君たちの番だ」とココペリが言う。
子供達は「契約」を交わし、ロボットのパイロットに選ばれる。
一体目の敵が現れた時、子供達の前に「コエムシ」という
奇妙なぬいぐるみのような生物が現れ、
「ココペリの戦闘が終わったら、お前達の“マガジン”が装填される」という。
一体目の敵はココペリが倒す。が、彼は戦闘の後姿を消す。
まぁ、このマガジンという言葉で判るんだけど、
1回の戦闘に、人間一人消費するという怖いロボットなんだな。
最初の操縦者は、和久隆、最初の展開だと、コイツが主人公のように
描かれている。だけど、彼は5話で死んでしまう。
主人公格のキャラを真っ先に殺してしまうというのが、
個人的に引かれた。(と、いうか昔同じ事考えてたw)
それと、ジョージ秋山も少し関連してくる。
阿野万記(マキ)という少女が、
「お父さんの持ってる漫画に、子供達がロボットを操るってのがあった」
というセリフがあるんだけど、後々、そのラストはどうなるの?って聞かれたら
「全員死んじゃって、世界も滅びる」と答える。
これが「ザ・ムーン」なんだな。
この漫画って、エヴァとザ・ムーンが基本にあって、
主人公の子供達は戦闘ごとに消費されていく・・・・という話だ。
個人的に先の展開が気になるので、2巻が出れば買うと思う。
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